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ー「Ornette Coleman tribute Live」
このプロジェクトは、2015年頃からベースの落合康介くんとオーネットの音楽に取り組み、
様々な人とセッションを重ね近年ようやく自分たちならではのオーネットの楽曲演奏が固まってきました。
オーネットの特に初期の音楽の特徴に、2管カルテット(Sax,Tp,Bass,Drums)の編成があり、
これはチャーリー・パーカーらがビックバンドの音楽を最小の編成で再現するときに、
2管Quintetの編成に行き着き、その影響がオーネットにもあるように思います。
オーネットの場合は、コード進行に縛られない演奏のために、コードレスの2管編成になりました。
このオーネット・コールマンの初期の音楽をスタートラインに組んだ編成が、この4人です。
落合くんと則竹くんとは、2018年ごろから阿佐ヶ谷マンハッタンで不定期に開催している
オーネット・コールマンJam Sessionのセッションホストをお願いしたり、またスイス人ピアニストの
クリス・ウィーゼンダンガーさんが来日した折は、Quartetの編成で演奏していて、とても信頼でき
クリエイティブなリズムセクションです。それにトランペットの渡邉隆雄さんをむかえました。
渡辺さんは、藤井郷子オーケストラや芳垣安洋さんのバンドなど、幅広いシーンで活躍されている
トランペッターで、このプロジェクトで初めての共演しましたが本当に素晴らしく、空間に響く音、
音で空間を作っていく音楽のイメージを共有でき、今後このバンドを成長させていきたいと思っています。
今の所は、オーネット・コールマンの楽曲を中心に演奏していますが、今後オリジナルなどレパートリー
を増やしていきたいと思っています。
乞うご期待ください!
かみむら泰一sax、渡辺隆雄trumpet、落合康介bass、則武諒drums
2020/1/11国立No trunks 終了
2020/5 /9 国立No trunks 予定
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